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楽聖Bその後その4

「ライフマスクって石膏で固めるあれか?」
「はい。それです」
「いらんわ。そんなん」
「そんなことおっしゃらずに…」
「それよりも、11月にゲヴァントハウスで初演したピアノ協奏曲な、あれ、来年ウイーンで企画があるねん。君、弾かへんか?」
「え?あの5番のピアノ協奏曲ですか?」
「あぁ、そや。どや?弾くか?」
「光栄です。一生懸命勉強します」
「よっしゃ、決まりやな。ライフマスクはそれがすんでから考えよか」
「はい。がんばります」
「それと、ギャラは出ないけどええか?」
「はい。もちろんです。喜んで」
 Bは、師ハイドンにされたように、自分の弟子ツェルニーにもタダで演奏会に出演させることにした。
『まぁ、勉強や。ノーギャラでも演奏会に出演できるのは修行の一環や』

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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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