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グラスの雫№6 ブラックニッカその27

 アゴナシュ先生は言う。指を動かそうとしてはいけない。
 指を動かすことを目的として練習してきた私。私ばかりか、ほとんどの音大生、ピアノ愛好家はそうだったはず。それが、指を動かすなとは…。
「何を勉強してキマシタカ?」
 大学で習った曲を何曲か言いました。
「リスト、少ないヤンケ。近代、現代も少ないヤンケ。リスト、教えタロカ?ショパンのエチュードもヤラナあかんヤンケ。チョット見本見せタロカ」
 アゴナシュ先生はショパンのエチュード作品10-1を見事に弾いた。ポリーニと同じテンポで。私には考えられないテンポと音量。
「な。ピアノはこうやって弾クンヤデ」
 それから、私はアゴナシュ先生に2週間に一度、レッスンを受けさせていただく事になった。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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知りたい

「指を動かしてはいけない」
私はフラメンコを習っていますがフラメンコの先生も「足を動かしてはいけない。一見すごく足打ててるように見えるけど駄目」とおっしゃいます。ピアノと共通点があると思うのでそこの話掘り下げてききたいです。
プロフィール

higemaster

  • Author:higemaster
  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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