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グラスの雫№6 ブラックニッカその7

「能力というか、記憶の仕方が違うらしいですよ」
「というと…」
「一般的に、演奏家は音が頭の中に鳴るらしいです。かく言う私も頭に空想の音が鳴るんです」
「音が鳴って、追いかける?」
「はい。頭に響く、もしくはイメージする音を具現化するのが普通の演奏家だと思います。まぁ、多数派と申しましょうか…」
「で、ルービンシュタインは?」
 ルービンシュタイン先生は写真のように楽譜を頭の中に記憶するらしい。しかも一瞬で出来ると言う。パチリパチリと。それこそカメラのように。事実だと、譜面を置いてピアノの演奏をしているのと同じ事になる。記憶の天才とはこういう類の人を言うのではあるまいか。音楽に限らず百科事典をカメラで写すように1ページづつ記憶できれば、辞書など不要という事になる。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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higemaster

  • Author:higemaster
  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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