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グラスの雫№5 真鶴その21

 あれやこれや、悩んだふりをして、結局ピアノを置くことにする。どうせ置くなら名器スタインウェイを…。2006年4月にスタインウェイを置いて1年目に河内氏が東京から帰ってきた。
「萬膳くださーい」
 河内氏の芋焼酎攻撃が始まる。萬膳、萬膳庵と交互に飲むのが河内氏のスタイルのようである。
「マスター、さっきから気になってるんだけど…、萬膳の横にある、少しカラフルな焼酎は?」
「あ、これですか。何でもありません」
「なんでもない焼酎を棚に並べる?」
「ええ。河内さん、一応、ここは、ワインバーなんですが…。たまにはワイン飲みません?」
「はい。飲みません。あの萬膳の横の焼酎下さい。芋ですよね」
「さー、芋だったかな」
「ボトルを…」
 河内氏はボトルを手にとって裏書を見た。
「なーんだ。万膳さんの芋焼酎。真鶴ですか。きれいな名前ですね」
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • Author:higemaster
  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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