ピアノの練習中級編⑥速攻上達法
今日でこのシリーズは一旦終わります。一流のピアニストと自分たちはまったく違うという事はありません。一流のピアニストのレパートリーの多さと芸術性の高さには負けるかもしれません。ですが、短い曲なら、自分の得意な曲なら世界で活躍するピアニストに近い演奏ができるでしょう。いや、それ以上の演奏をする人も出るはずです。しかも、普通の練習で。100メーターをオリンピック選手は10秒で走ります。でも我々も普通の男子なら14秒を切って走れますよね。ましてや中学校、高校で短距離の陸上をしていた人なら12秒は切れるでしょう。その違いたった20パーセントです。無駄なく、無理なく正しい練習を重ねていきますと、あこがれのピアニストに近い演奏が必ずできます。そのためにも多くの演奏家を聴くべきだし特に好きなピアニストは繰り返し聴くべきでしょう。「プロの演奏とあなたは違います」とか、「人の演奏を聴くと個性がなくなる」と多くの指導者は言ってますが一流のプロの演奏に近づける手段を知らない教師の逃げ口上です。さー、グレン・グールドやホロヴィッツのコピーをして楽しいピアノ人生を送りましょう。え?なかなかコピーできないし近づけない?ふうむ。おかしいなー。ま、なんとかなるよ。きっと。
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