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グラスの雫№5 真鶴その11

 もともと河内氏は東京からの転勤でこちらに来られていた。そして、今回、東京に戻るという。
「さみしくなりますね。河内さんと、色々シングルモルトを飲み比べて、勉強できたことが多かったのに…」
「ええ。マスターがさっき言ってた潮の香り。実はモルトにピート香を付けて味わいや香りが決定されていた…。アイラ島のロマンが少し後退したような気がします」
「いえいえ、やっぱりロマンチックですよ。かつて、各々の蒸留所でそれぞれがモルトを作っていた時、貝殻や、海草が混じったピートを炊いて独特の香りをもつ事になったんでしょう。やっぱり、アイラはロマンチックです」
「そうですね。では、今日はラフロイグから…」
 河内氏はその日、しこたま飲んで帰られた。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • Author:higemaster
  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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