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ピアノの練習中級編④速攻上達法

今日はピアノの速攻上達のコツを書きます。今から書くことはピアニストとして活躍している方にとっては常識的なことです。まず、鍵盤の底まで押さえつけてはいけません。皆さんは地面をしっかり押さえつけて歩きませんよね、または、走るときに体重を感じながら走らないでしょう。多くのピアノの先生は「指を鍵盤の底までしっかり押さえて弾きなさい」と指導しています。これは間違いです。鍵盤の重さを感じるのは大切なことですが、指を鍵盤に押さえつけてしまっては上達の妨げになるだけではなくどんどん下手になって行きます。ピアノの構造では音は鍵盤が底に行くまでに鳴ります。つまり、鍵盤の底まで行ってしまうとスピードを上げて弾きたいときや軽く弾きたいときにその動作が大変な妨げになってしまいます。ゆっくり弾くときには自然に鍵盤の底まで行ってしまいます。しかし、常に鍵盤の底を意識してしまうと指と頭の回転スピードが遅くなって表現したいことがスムーズに行かなくなってしまいます。大事なのは鍵盤の底を感じるのではなく、音の響きと音の出したいタイミングをコントロールすることです。あくまで想像する音楽を具現化するために指のコントロールは耳と頭がするべきものなんです。鍵盤の底を感じてしまっては手遅れです。
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テーマ : ピアノ
ジャンル : 音楽

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底づき

私も最初に習った先生からは「底にねじこむように弾きなさい」と教えられました。底まで弾くと鍵盤の衝撃音が大きく出てしまうとおもいます。
スケートの上達の第一歩は片足で立って地面に体重をめりこませるようにすることです。ピアノとは逆です。

ふむふむ

スケートはめり込ませるようにですか。体重をうまく利用したスポーツなんですね。なるほど。
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  • Author:higemaster
  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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