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グラスの雫№4 黒糖焼酎その6

 何でもいい、か。160万円も儲けると言う事が違う。長位氏は常々、安いのロックで、が口癖だった。
「長位さん、度数高くてもいい?」
「いい、いい。美味しいの頂戴」
 私が選んだのは『かめ仕込み』。奄美大島の黒糖焼酎だ。40度ある。
 長位氏は徳之島の出らしい。徳之島は奄美大島からさらに南へ4,50キロ。
 以前、私が懇意にしている、それこそ店名が徳之島という、そば屋さんに長位氏をお連れしたことがある。そのお店のママも徳之島ご出身だ。
「ママ。この方は長位さんと言って、徳之島ご出身なんだって」
 長位氏をじっと見つめた後でママはこう言った。
「知らないね…」
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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