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小学校の思い出外伝 穴

「この鳥居のそこの石の下に隠す。横山とまた、いっしょに学校から帰ることがあったら掘り返そう。二人だけのカミソリ…」
 私は盗んだものを自分が持っているのが恐かったのだと思います。
「わかった」
 横山は二人の秘密ということが気に入ったようです。横山は石を持ち上げて穴を掘ってカミソリを埋めました。
「泉、どんどん持ってきて増やそうか。この穴じゃー小さい。あの森の中に大きな穴がいっぱいある。そこに隠そう」
「いや、いい。カミソリだけでいい」
 神社の原生林の子供たちがかくれんぼで使ってる穴ぐら。横山はそこにたくさん運ぼうと提案しましたが、私はカミソリで胸がいっぱいになっています。これ以上の秘密は無理と言うもの。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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