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小学校の思い出外伝 卵 

鳩小屋を解体して、材木や金網を処分した後、地面に卵を見つけました。狂喜乱舞。私は鳩の卵と思って母に見せました。
 「違うでしょう。鳩の卵ではありません。捨ててきなさい」
 鳩の卵ではないと断定され、捨てるように言われても、私にはあの、かわいい目をした伝書鳩の生まれ変わりに思えてなりませんでした。
 「捨てるのはいやです。飼ってもいい?」
 母に頼みました。
 「え?卵を飼う?飼ってもいいけど、飼い方わからないでしょ」
 「水をやれば…」
 「卵に水?聞いた事ないけど…。やってみる?」
 母は何の卵か、なんとなく分かっていたのではと思います。小さな小さな卵でした。小指の先くらいの白い卵。私はたらいに土を入れて卵をその上に置きました。

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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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