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バー物語(フィクション)№234

 「ひょっとして瑞麟という…」
 「そうそう、その地下。ご存知?」
 「はい。アルチューデランボーさんには行ってませんが瑞麟さんには度々…」
 「そう?私もその中華料理屋さんにはたまに行きます」
 以前、ぶんちゃんが教えてくださった。神戸にすこぶるうまい餃子を食べさせる店があると。何回か車を飛ばして食べに行った。餃子のみならず春巻き、イカのてんぷら、パイク、チャーハン全てがうまかった。型にはまらない3人の家族で経営されていた。オープンが夜中の1時くらい。私の店が終わって西宮から30分くらいで着く。夜中に開いている中華。ありがたかった。大将に訊ねた。どうして夜中にしかやっていないのかと。答えがふるっていた。
 「昼とか夜とかに開けると、自分の店が流行りすぎて他のお店の迷惑になる…」
 まじめな顔で答えたものだった。アルチューデランボーはその地下にあるという。
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テーマ : 連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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