AX

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

バー物語(フィクション)№224

 機嫌よくサムが帰った後、長尾さんが顔を出した。
 「杉浦がまた、戻ってきてあばれたらしいね。ごめんね。マスター」
 私はサムが手打ちをしたがっている事。それはここで2人で飲むことで完了することを伝えた。
 「それでね、長尾さん。こういうのは早いほうがいいと思うんだけど…。杉浦さんに明日、ここに来てもらえないだろうか」
 「ああ、言っとく言っとく。明日ね」
 結局夜の11時にトップウインに来てもらうことになった。ま、これで喧嘩から仲良くなってくれたら…。
 営業が終わってサムに会いに行った。長尾さんとした約束の時間を伝えて私は流れ者屋でビールと餃子をいただいた。サムも私のテーブルに腰掛ける。
 「マスター、ありがとう。やっぱり、人間は握手して別れないとな。青丸先生も言ってたな。後を振り返って恥ずかしい生き方はするなって…。投げ飛ばしたあいつにワビ入れないとな」 
 サムはとっても良い事を言う時ととんでもないことを発する場合と…、2重人格か。ニコニコ顔のサムにビールをおかわりした。

 
スポンサーサイト

テーマ : 連載小説
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

higemaster

  • Author:higemaster
  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
最近の記事
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。