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バー物語(フィクション)№219

 杉浦さんはサムの隣の席、つまりさっきまで自分が座っていた席にすばやくもぐりこんだ。目は血走っている。サムはのん気に
 「おう、帰ってきたんか…」
 と、まー飲めやというような体制だった。
 「外へ出ろ」
 杉浦さんはすでに息が上がっている。
 「あおん?」
 サムはナンじゃというような感じで杉浦さんに引きずられていった。サムは身長が160くらいの小柄な男。しかも45歳くらい。簡単に外に出されていった。
 『およよ。これは見ものだな』
 私はのんびりグラスを磨いていた。杉浦さんは私と香露園浜で決闘をしようとした人物。サムは…。
 サムに関しては面白いエピソードがあった。お好み焼きのカリズマイで大きなアメリカ人数人が我が物顔でやかましくさわいでたと思っていただこう。あまりにも騒がしく他のお客さんにも迷惑がかかるほどだったのでサムが注意したらしい。静かにせんかいと。あのサムのことだからきっと喧嘩腰に言ったに違いない。そこで西部劇よろしくつかみ合いの喧嘩が始まったという。大柄なアメリカ人数人対小柄なサム。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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