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バー物語(フィクション)№210

 新潟で生産されている元祖柿の種を始めとして色々試してみたが亀田の柿の種が男の好みにあったようだ。しかし、未だどこの誰ともわからずの関係が続いている。常連さんの興味もピークに差し掛かってきた。
 「ポコちゃん!」
 ぶんちゃんのお連れの女性が店に入るなり嬌声をあげた。
 「ポコちゃんでしょ。変わってないわね。すぐわかったわ」
 私を含めお客さま全員がその女性に注目した。そして注目された女性が話しかけている男は…。
 「あ、ああ」
 ニコニコ女性に笑いかけている。
 「なんだ?古田はポコちゃんだったのか」 
 ぶんちゃんは男の事をヤクルトの名キャッチャー古田選手に似ていたことから古田とかってに呼んでいた。謎の男のあだ名はポコちゃん。そういわれれば似ていないこともない。
 ぶんちゃんは焼酎の水割りを飲みながらお連れの女性に尋ねた。
 「なんで古田がポコちゃん?」
 「宮田君の小学校の時のあだ名がポコちゃん。宮田君かわいい顔してた…。そう、小学校の時の同級生」
 苗字までわかった。宮田さんだったのか。
 
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • Author:higemaster
  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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