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バー物語(フィクション)№150

 「シロウマ」
 ロイドメガネの向こうは大きな目。口をはっきり動かしてシロウマとの注文。
 私は首を回してバックバーを眺めた。はたしてシロウマとは…。ホワイトホースのことかな。
 「シロウマをどうしましょう?」
 「ロックで」
 間違いない。ホワイトホース。私は色々なバーを巡ったがホワイトホースを白馬というのは初めて聞いた。昔は皆さんそう言ってたのかこの方だけの言い方なのか。
 「お客さま、昨年の12月に満席でお断りしましたね。その節は申し訳ございませんでした」
 ホワイトホースのロックを出しながら謝った。身体全体からみなぎる異様なエネルギー。一度見たら誰でも忘れまい。
 「んんん。もう一度覗こうとしてたっ。地震が来たっ。今になったっ。この店は気になっていたっ」
 「ありがとうございます」
 私は名刺を渡した。
 「いずみさん。マスターいずみさん。んんん。あの壁の絵。すばらしい」
 稲葉さんの桜の絵をほめられた。
 
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テーマ : 連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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