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バー物語(フィクション)№114

 それからぶんちゃんは毎日のように来てくれた。お一人の時、会社の同僚と、ハーモニーのマスターと。ありがたいことに常にブラックニッカの一気飲みを楽しんでいただいた。が、私もだんだんつらくなってくる。ある日…
 「マスター、何か一杯どうぞ」
 「ありがとうございます。ブラックニッカをいただきます」
 「うん?今日は体調が悪いのかな。一気に飲まないの?」
 「ええ。すみません。でも体調は悪くないです」
 「ほほう、どうしたのかな」
 「それが…」
 「何々」
 「宗教上の理由で…」
 「またまたぁ、無宗教を地で行ってる様な人生でしょ」
 ぶんちゃんはどこまでもスマートだった。それからは今までのようにご自分が一杯につき私に一杯おごることはなくなった。お好きな時にどうぞと。意気込んで一気飲みを芸にするとしんどくなってしまう。今後は一気飲みをやめにした。
 「ありゃまー、誰がやっとんのかと思ぅたら2階でやってた男の子じゃにゃーの」
 むむ。この声は、サライのママ。
 「ちょっと飲ませてもらうわよ」
 続いてお座敷バーにも一緒に来られた白髪の男性も入ってきた。
 
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テーマ : 連載小説
ジャンル : 小説・文学

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チョットー☆今日で33歳になったんだよぉ♪いずみっちょの33歳はどうだったかしらん♪遠おすぎて覚えてない?小説にはさっ、いつ☆馬☆登場なん~まだ儲かってないからまだまだかな~

それはそれは

お誕生日おめでとうございます。私の33歳は生意気盛りで人と衝突ばかりだったかな。夏休みに各県の大きな都市や小さな町に仕事で行ってたのが楽しみでした。馬はこの小説には出てきません。馬券のお話が少し出てくるだけかも。
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  • Author:higemaster
  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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