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fumfum Study Concert Ⅵ 第2部

fumfum Study Concert Ⅵ 第2部
2013年9月7日
於:イコーラムホール

クライスラー:愛の悲しみ
シューマン:『子供の情景』より 第7曲「トロイメライ」
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
テルミン;喜多 計夫 ピアノ;金谷 優里
 テルミンは演奏前のチューニングの時から何が始まるのか、わくわく期待をさせる楽器である。それは、まるで人間がうなっているように聴こえるのである。音程、強弱共に非常に不安定な楽器。それ故に微妙なニュアンスの表現が可能なのだ。喜多は、にこりともせず、淡々と奏するが、出てくる音楽は、聴く者の心をしっかりとらえてしまう。私もこの楽器が欲しい。

壱越調音取(いちこつちょうのねとり)
賀殿急(かてんのきゅう)
胡飲酒破(こんじゅのは)
笙;西山 雲樹  龍笛;辻本 信英,高庫俊了  篳篥;楠林 慎爾,藤橋 雅博
 この雅楽を聴くのを楽しみにしていた方は多かったと思う。私もそのうちの一人である。雅と言う言葉でひとくくりにはできない。もっと人間的な感覚、感情をいだかせるグループの演奏である。来年もぜひぜひ聴きたいし、この日本が誇る古典音楽を若江岩田=fumfumをスタートに世界に向けて発信できたらなー、と思う。

ブロートン:テューバとピアノのためのソナタ(協奏曲)
テューバ;古口 賢一 ピアノ伴奏;金谷 優里
 映画に出てくる何やらいたずらなキャラクター登場の場面を思わせる、少しユーモアな音楽を、古口はあくまでまじめに几帳面に演奏する。だからと言って音楽がけっしてつまらないのではない。それは活き活きとして聴き手の心に響いてくる。11月8日、西宮市甲東ホールのリサイタルがたいへん待ち遠しく楽しみである。

シュライナー:Immer Kleiner(インマークライナー)
クラリネット;山内 かおり ピアノ伴奏;金谷 優里
 3拍子で優雅に始まるこの曲。この後、とんでもないことが起こるなんて、誰が想像できるでしょう。最初にベルが外される。曲調も明るくなって、ひょっとして、もっとクラリネットが短くなるのかな、と聴き手に期待をさせ、まさにそのとおり、どんどん短くなってマーチ調になって最後はなんとマウスピースだけになって曲は終わる。これを目のくりっとしたかわいい山内が、クールに、しかし少しのユーモアをもって演奏する。大変楽しめた。

J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番
チェロ;南村 潤
 第2部を締めくくるにふさわしい選曲と演奏。前回も書いたが、バロックは難しい。特にバッハはめちゃくちゃ難しい。しかも地味。派手さがない分、内面性と内容が演奏者に問われる。ロマン・ロランが書いていたが、真の芸術クラシック音楽は聴き手の音楽性、教養も問いかけてくる。この無伴奏チェロ組曲はまさにその音楽である。南村は、この難曲にチャレンジし、結果を残した。聴き手に感動を与えるバッハであった。
    以上、第2部
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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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