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小説・パッションと指揮 その14

 第2テーマはピアノソロで始まる。1オクターヴ昇って降りてくる単純なメロディ。江里はたっぷりゆっくり聴かせる。途中からチェロとホルンが絡む。そしてヴァイオリン。うまい。この部分は納得できる表現だった。簡単そうでいて難しい。これができるという事は潜在能力のあるオーケストラと言える。
 クラリネットのソロ。クラリネットがびびったのか。うまく出れない。大変惜しい。
 プロのオーケストラならきちんと出れるだろうが、アマチュアオーケストラ。歌心があるクラリネット奏者だったので、ここはきっちり指揮者の指示が欲しかった。
 展開部が始まる。第1テーマを否定するかのように分解していく作曲手法。分断されたテーマの後、ピアノのソロから新しい局面に突入。ピアニストにとって緊張する部分。江里は涼しい顔をして淡々としかし情熱的に進めていく。こらがいわゆる才能というヤツか。
 そしてまた第1テーマの出現。そう。ラフマニノフはこの第1テーマにかなり執着している。だからこそ曲の出だしのCの音に厚みと重さが必要。なんらかの意味を待たせるべきだったのである。
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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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