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小説・菜その163

 菜はそれからあらためてやき焼き亭一勝の店内を見に行った。
 鉄板とガスの網焼き台がある。10席の大きなカウンターがメインの店。小さなテーブルが3つ。
「マスター、どのような調理場になるのでしょうか?」
「あぁ、このガスを利用してオープンキッチンに…」
「オープンキッチンはやめていただきたいです」
「は?なんで?」
「お料理を精神を集中して作りたいのです」
「オープンはだめなの?」
「ダメです。できません」
「そうかなー、オープンキッチンは食べる方は楽しいけどなー」
「マスター、厨房を、独立した厨房をお願いします」
 先日、菜がいろいろ言った時、マスター氏は『この話はなかったことに』と。また言われるかもしれない。だが、菜はこればかりは譲れなかった。
「わかった。カウンター2席削って厨房造ります。どんな調理器具がいるか、リストアップお願いします」
「あ、ありがとうございます。ありがとうございます」
 菜は最敬礼した。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • Author:higemaster
  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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