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小説・菜その161

 菜がマスター氏に連絡するとすぐに会うということに。
 場所は西宮北口駅前にあるテラステラスというカフェ。菜が勤めているカフェの4倍は面積がある大型店。西宮北口で居酒屋さんとして成功しているふじやグループの一つである。
「終電までに帰りたいんです。今、働いているカフェ、営業時間は決まっているのですが、帰りの時間がマチマチで。きっちり決めていただいてたら働きやすいんです。それと、お給料はどのような感じなんでしょうか?あ、いえ、たくさん頂きたいという意味ではないんです。これまでは、わりといい加減と言いますか、適当と言いますか…。それと…」
「あー、小西さん。悪かった。私が悪かった」
「は?」
「いえ、この話はなかったことに…。ごめんごめん、ほんま、ごめん」
「え、あ、あのー、おっしゃってる意味が…」
「これからの店なんです。手さぐりです。私自身がお客さんの要望で料理と思ったんですが。流しましょ」
「なぜですか?」
「いっしょに考えて、運営して、楽しい空間を作ろうと思っています」
「はい」
「最初に条件を出されてもわからないです。また、決めて変更するのも私の性分にあいません。ごめんね。他をあたります」
「あ、待ってください。マスター、待ってください」
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • Author:higemaster
  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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