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小説・菜その153

 福田さん、実はすでにこの店を見限っていた。彼女がオーナー氏に何とかすると言って動いたのは「この裏にカフェあります」といった看板を立てただけであった。
 相変わらず苦しい経営が続くGカフェ。1ヵ月ほどしてまたまたオーナー氏。
「福田さん、一向に売り上げが改善されないが…」
「もう少し、長い目で見ていただけませんか?」
 強い意志で訴えている感じはない。高校生が担任の先生に職員室に呼び出されて注意されて、おざなりな返答をしている図。
「長い目?福田さん。長い目とはどんな目なんだ?」
 少しイラつくオーナー氏。
「1年、2年…。まー、3年は…」
「おい、この状況が3年続くのか?」
「ふー。意見が合いませんね」
「意見?意見ではない。現況では見通しがない、と言っておる」
「でも、いきなり繁盛店なんて」
「いや、君は最初の計画書では…」
「企画書でしょ?」
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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No title

話はここからが面白そう・・・。

関西の行ってみたい店、着々と集めてます。お近くのホールでの催しと一緒に行ってみたいです。
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  • Author:higemaster
  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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