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小説・菜その144

菜は下の弟、忠哉とそのバーに行った。夜8時。時間が早いのか客はいなかった。
「こんばんは。先日はありがとうございました」
 大きな声で挨拶。菜らしい行為。
 無表情な顔で菜を一瞥するマスター氏。
「あぁ、カフェの…」
「はい。よろしいでしょうか?」
「ええ、どうぞ」
 どうぞと言ってどの席を案内するわけでもなく相変わらずぶっきらぼうなマスター氏。
「おねえちゃん」小声でつぶやく忠哉。
「ここに座りましょ」小声で答える菜。
 二人はカウンターのど真ん中に座った。
「なんしましょ?」
 菜は忠哉の顔を見る。
「あ、ボク、ジントニックで」
「私もそれをお願いします」
 マスター氏、無言でうなずきながら冷蔵庫を開ける。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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