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小説・菜その139

 その日の夜。
「あ、大野さん、行ってきましたよ」
 マスター氏、お昼のランチの報告をする。
「かわいかったでしょう?」
「むー。そうかなー。美形ではありますがね」
「で?」
「ジェノベーゼのパスタを…」
「はい?」
「手作りですね、既成のソースを使ってないのがえらいなー、と思いましたよ」
「手作りって、そんなん普通と違うんかな」
 大野氏はやや不満顔。
「料理屋、あ、カフェか。手作り基本でしょ?」
 マスター氏、それには答えずに「きっときちんと勉強したんでしょうね。でも、出てくるの少し時間かかりすぎかなー」
「マスター、イラチ?僕はそうは思わない」
 一からの手作りにこだわっているのか。大野氏は手作り当たり前と言ったが、そうでもない店が多いのが現代。ましてやお昼の1時間だけ混むようなお店。実際、回っているようには思えなかったのだが。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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