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小説・菜その131

 オープン1週間前に職場を辞めた菜。工事中の現場へせっせと通う。住居からは3キロほど。自転車で通った。
 カウンターはコの字型。12人座れる。が、対面してしまう。飲食しづらい人もいるのではないか。
「そうね、まだ時間はあるわ。何か考えましょ」
 菜の指摘に福田さん、行動にうつす。心斎橋の家具屋さんにすぐ電話。
「ヨーロッパ調のキャビネット、高さ150まで、巾250前後、両面使えたらいいけど片面でも…。そう、すぐに用意してちょうだい」
 翌日、届いていた。『すごい人だなー』感心してしまう菜であった。
「どう、小西さん」
「はい。素敵です。両面使えて洋酒類も置けますね。これなら食事中、人の目を気にしなくてすみますね」
「ところで小西さん、コックコート持ってる?」
『え?こんな素敵でおしゃれなカフェで、わたし、コックコート?』
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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