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小説・菜その121

「では、最近までそちらでずっと?」と福田さん。
「いえ、1年ほどでやめました」
「あら、どうしてかしら」
「イタリア人のシェフが帰国してしまったので」
「そう、そのイタリア人が好きだったのね。で、それから?」
 菜は調理助手をしながらサービスに興味を持つようになる。
 神戸にデートに行った時、フレンチに入った。ジビエ中心に料理を出すレストランとして有名だった。ここでもワンパターン。何回か通ううちにシェフと話す機会がでてくる。
「すみません。私をこちらで働かせてください」……。
「小西さん、向こう見ずと言うか、積極的というか…」
「ものすごく美味しいお料理だったんです。でも…」
「でも?」
「調理スタッフがサービスもついでにしているという感じで。私が入ればもう少し…」
「ふふふ。売り込んだのね」
「はい」
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • Author:higemaster
  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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