AX

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

小説・菜その119

「よくきてくれますね。おいしいですか」
 ある日、食事が終ってからそのイタリア人の料理人が菜の席に来て話しかけた。菜は直立不動になって答える。
「はい。とても美味しいです。私、ここで働きたいのです」
「はー?」
 外国人でなくても、そんなことを突然言われると、何を言ってるのかといぶかしがるであろう。
「お願いします、だめでしょうか?」
「おいおい、そんな事言われても、こまるんじゃない?」
 ギタリストが菜をたしなめる。
「わかりました、あした、あさの10じにきてください」
「ありがとうございます」
 最敬礼の菜。そんなに簡単に決めていいのか。お互いに。
スポンサーサイト

テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

higemaster

  • Author:higemaster
  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
最近の記事
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。