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小説・菜その100

 北夙川は、1学年2クラスしかない小さな小学校。菜は不安がいっぱいで5年生の新学期をむかえる。担任は男の先生。名前は梶田虎男。こわそうな名前だが、小柄でやさしそうな目をしている。低学年の時、女の先生にはよく叱られた。3,4年生の男の担任の先生は優しかった。今回も男の先生。それだけでホッとする菜。
「尼崎の立花から転校してきた小西さんです。皆さん、仲良くしてあげてください」
 転校生だと紹介されると
「はーい」と元気な声が教室中に響く。菜はその声に不安が和らぐ。なんとなく柔らかい空気を感じる。
「先生」
 男子生徒が手を上げる。
「はい、松本君」
「どうして、転校してきたのですか」
「はい、小西さん、説明してください」
 菜は顔が真っ赤になった。せっかく少し不安がなくなったのに一度に緊張感が全身に走る。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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