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バー物語(フィクション)№33

 内装の材料は近くの材木屋、ホームセンターを利用した。ひとつのホームセンターだけではそろわずにあっちこっち色々探し回った。壁は化粧合板を簡単にとめていくだけにしようと思った。濃い目の色を探した。気に入った色の化粧合板が5枚見つかった。
 「このベニヤまだ在庫ある?」
 「そこにあるだけです」
 ううん。時間がない。取り寄せるわけにはいかなかった。しかたない。濃い目の茶色の合板はバックバーの壁に、明るい茶色の合板は横の壁に張ることにした。
 バーで一番神経を使うバックバーの棚。西田氏が面白いアイデアを出してくれた。
 「ボトルを並べた壁の向こうから光が漏れてるようにしねーか」
 「どうするんです?」
 「小さな豆球をつけよう。客は壁に穴があいてると思うぜ」
 ホンマかぁ。でも面白そうなので次の日に日本橋に豆球を買いに行くことにした。
 「西田さん、明日日本橋に一緒に…」
 「ああ、行こう。うまいトンカツ屋がある」
 そうきたか。
 
 
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テーマ : 連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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