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小説・菜その85

 誘拐、墜落、銃撃とアクション3部作の体験を持つ吉田君。クラスでは今や一目置かれる存在になった。日本語も上手になり、持ち前の明るさでクラスをぐいぐい引っ張っていく。菜はジュン以外の男の子には一切感心がなかった。はずなのだが、吉田君が度々、菜の家に来るようになって、いつしかまた好きという感情が生まれてきたようである。
「おかあさん…」
「なんでしょう?」
「最近、吉田君たち、来ないんだけど…」
「最近って、3日前に来たばっかりじゃーないの」
「あ、そうでした」
「だいたい、晴れている時にはあまり来ないでしょ。雨が降ったときに来てくれるのでしょ」
「あ、そうでした」
 菜は継母和子としゃべる。横で聞いていると友達のような会話。
「おかあさん…」
「なんでしょう?」
「今度の試合勝つかしら」
 菜は日曜日にある公式試合や練習試合を応援するのが楽しみになっている。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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