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小説・菜その82

「飛行機が…」
「飛行機が?」
「墜落したの」
「墜落ー?」
「そう、墜落した飛行機に乗ってたの」
「それでそれで?」
 吉田君、天井を向いて腕を組む。子供たちも一様に天井を見る。見ても何もないのだが。
「あぁ、思い出したくないです」
 少し、しんみりした空気が漂う。吉田君、かなりの役者である。
「たくさんの方が亡くなったの?」と継母和子。
「ええ、ボク以外ほとんどの人が…」
「ほー」
 感心する子供たち。だが、和子は違う印象を持つ。この子はひょっとしたら作り話の天才なのではないのか。もし、本当の話なら強烈な運を持った子供である。ありえない場面に遭遇して潜り抜けて生きている。事実か。しかし、10才の子供を疑うのは良くない。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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