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小説・菜その72

「先生、わたし、呼びたいんです。おかあさまって。でもなんだか…」
 菜はいつも同じ話を繰り返す。
「菜ちゃんは新しいおかさんは好きかな」
「わかりません。でも…。でも、嫌いではありません」
 最近、菜はおとなのようにしゃべる。苦しさが成長を早めるのか、もともと、そういう資質を持ったこであったのか。
「嫌いではないのだったら。あ、菜ちゃんは、昔のおかあさんをどう呼んでた?」
「おかあさまです」
「新しいおかあさんも?」
「はい、おかあさまです。先生、さっきからそう呼んでますけど。聞いてませんでした?」
「あ、いやいや、聞いてましたよ。確認です」
「ではね、菜ちゃん」
「はい」
「新しいおかあさまをおかあさん、って呼びなさい」
「おかあさん?」
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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