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小説・菜その71

 年の瀬に新しい母親が同居するようになった。最初からなついていた和哉は大喜び。菜はイヤではないのだが、何かもやもやしたものを心に秘めている。奇跡が起こる月と期待した結果が新しい母親の出現。小学校3年生の菜に吹っ切れないものがある。
 新年の礼拝が終った後、菜は大野牧師に話を聞いてもらう。
「嫌いではないけど、なんだか?ふむふむ」
 大野牧師は菜の相談にどう答えるべきか、頭をめぐらせている。菜は3年生にしては感受性が鋭い。深いしもろい。1年生の時は明るく前向きの子であった。よく笑っていた。この2年半でずいぶん変わってしまった。子供にしては考えすぎるように思う。大人びている。
「先生、素直におかあさまと言えないんです」
「じゃー、なんて呼んでるの?」
「おかあさまって呼んでます。でも…」
 『そりゃー、呼び難いだろうな。菜の母親はたいへん優れた母親だった。少し天然に抜けていたところもあったが。大好きな母親が亡くなってすぐに新しい母親が出てきても、普通は素直にはなー』
 
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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