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小説・菜その70

『菜ちゃんへ
 いっしょにこれを読むことはないと思ってました。
 菜ちゃんひとりで読んでると思います。
 おかあさまは天国に行きました。さびしくはありません。神様のところへ行けるのですから。
 だから、菜ちゃんも悲しんではいけません。
 おとうさまには新しいおかあさまをもらうように手紙を書きました。
 きっと良いおかあさまを見つけてくれると信じています。
 新しいおかあさまと仲良くしてくださいね。
 こまったことが出来たら必ず新しいおかあさまにそうだんなさい。
 もっとこまったことが出来たら牧師先生にそうだんなさい。
 もっともっとこまったことが出来たら滋賀のおばあさまにそうだんなさい。
 おとうさまはそうだんごとはにがてな人です。
 すぐにかんしゃくおこしますからね。
 では先に行って待ってます。あせらずにゆっくり来るのですよ
                         和子』
 菜は何度も何度も読んだ。これが最後と思ってもまた初めから読んでしまう。声を出して読む。鼻が詰まってうまく声が出せない。
 和子は霊能力者だった。この才能は菜にも受け継がれる。それが証明されるのは25年後であるが。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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コチシュ

本日午後4時ごろNHKーFMでゾルタン・コチシュ(ピアノ)「ルーマニアのクリスマス・キャロル」バルトーク作曲(10分41秒)PHILIPS PHCP-5287> が放送されました。ちょうど車を運転している時で、助手席の娘に、「お父さんの教わったアゴナシュ先生の、同僚やったというハンガリーのすごいピアニストやぞ。」と教えてやりました。

11月27日

11月27日はアゴナシュ先生の命日ですね。もう5年?6年?早いです。コチシュ先生は最近指揮をなさってるようで。才能があるからできるのでしょうけど、いつまでもピアノにしがみついてる人が好きです(下手でも)
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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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