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小説・菜その62

 手術の前日、菜は一人で母に会いに行った。これまでに数回お見舞いに来ていて道は覚えている。病室に入ると母はいつも本を読んでいる。
「おかあさま…」
「あ、菜ちゃん、よく来たわね。一人?」
「はい、もう道を覚えました」
「そう、かしこいね」
 母に褒められてはにかむ菜。
「和哉は?いい子にしてる?」
「はい。とってもいい子にしています。おばあさまの言うこともよく聞きます」
「忠哉は?泣いてない?」
「はい。元気にしていますよ。安心してください」
 大人びた会話をする菜であった。
「教会は行ってるの?」
「ごめんなさい。おかあさま。おかあさまと一緒でないと…」
「だめですよ。一人でもお行きなさい。わかりましたか?」
「はい。わかりました」
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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