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小説・菜その51

「はい、田中君」
「南アメリカです」
「はい、正解。ではどの方角にありますか?」
「はい」「ハイ」「はぁーい」
「では、横田さん」
「西南の方向にあります」
「難しい言葉知ってますね。セイナンですか。吉田君の国を良く見てもらうように地球儀を持ってきました」
 ドン。大きな地球儀を教卓に置く本橋先生。
「ここが日本。このあたりが尼崎市。ブラジルは…」
 クルクルっと回して裏側の下にブラジル。ふーん、面白い、菜は感心する。地球は丸い、知っていた。でも、改めて地球儀を見ると地面が丸。歩きにくいのでは、とへんな心配をする菜であった。
「西南であってますか?」
「はい」「ハイ」「はぁーい」「あってますー」
「不正解」
「えー」大きな声が教室中に響く。その間、吉田君、退屈そうにあくびする。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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