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小説・菜その45

 勝手口。鍵はかかっていない。菜はもう帰っている。開ける。バタバタと走ってくる。菜が和子の顔を見る。目がまん丸。必死の形相。今日一日、気が気でならなかったのだろう。
「ジュン君はね、お引越しをされました」
 和子はおぶっている忠哉を布団に寝かせた。菜は横に立つ。
「だから、学校に来ないのです」
「……」
 菜は母を見続ける。にらんでいると言ったほうが正しい。
「菜ちゃん、人は出会いもあるし別れもあります」
「はい…」
「今回は、さようならを言えなくて寂しかったわね」
「はい」
「ご家族に事情があってクラスのみんなにもご挨拶をできなかった。しかたなかった。でも…」
「でも?」
「生きている以上、いつかは会えます」
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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伴奏しました

昨夜、新垣勉さんの伴奏を務めました。「Amazing Grace」と「さとうきび畑」、姫路文化センター小ホール。 講演のあと2曲歌われました。

Steinwayのフルコンはやっぱり良いですね。ところで、黒鍵の幅がほんの少し小さくて、その分白鍵の奥の部分の幅が広いように感じたのですが、気のせいでしょうか。


 新垣勉さん(盲目のテノール歌手)は、私が昔々習っていたイタリアベルカント発声の大ヴォイストレーナーでありピアノ伴奏者、マエストロ A.バランドー二の門下生です。 

Steinway

伴奏お疲れさま。
Steinwayは黒鍵の幅がやや細いですね。山形の角度がヤマハと違うかも。

ありがとうございます

ありがとうございます。
近々お店にも伺えると思います。
プロフィール

higemaster

  • Author:higemaster
  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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