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小説・菜その41

 外から市場に入ると暗く感じる。が、人通り多く、活気がそれを感じさせない。真ん中くらいの左側にシャッターが下りている店。確かに八百屋さんだった。ここが館野君の家か。店を閉めている理由を人に聞いて、はたしてわかるものなのか。和子はどうしたものかとシャッターの前で立っていた。しばらくすると、小学校生の男の子が前を通っていく。たぶん1年生。つけていく。
『ふっ。なんだか少年探偵団みたい』
 表に出た。まだ歩くようだ。
 少年は布団屋さんに入っていく。和子も入る。
「おかえりー」
 中から男性の声。ドキドキしながらもさらに店内奥に。
「あ、おくさま、いらっしゃいませ」
 60歳くらいの髪の薄い丸顔の男。ニコニコしている。さっきの少年のおじいさんに違いない。
 
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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