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小説・菜その39

「……」
 本橋先生、口をきつく結んでどうしたものかと考えてる風。
 和子は忠哉の背中を軽く打つ。起きないように工夫。
「転校の手続きは取ってません」
 話す方向が決まったのか、本橋は口を開いた。
「戻って来るかもしれないし、他校へ行くかもしれません。今のところ言えるのはそこまでです」
「話がよく、あー、よくわからないのですが…」
 和子、戸惑う。突っ込んで質問してもはねられそうな、ある種の緊迫感がある。もともと、キツイ本橋先生。今はさらに厳しい顔をしている。チラチラと職員室の時計を見る本橋先生。
「授業がもうすぐ…」
 帰れとうながされた和子。
「館野君が元気なのはお家が大西市場だからでしょうねー。さて、失礼します」
 一礼して立ち上がる本橋。
「ありがとうございました」
 和子もつられて立ち上がる。深々とお辞儀。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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