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小説・菜その28

「それはなー…」
「……」
「ええわ。そのうちわかる。菜」
「はい」
「ええかげんに給食きちんと食べろよ」
「……」
「っけっ。もうええわ。菜」
「はい」
「もう帰れ」
「あ、はい」
 階段をゆっくり下りて行く。しばらく上を見る菜。ジュンはいない。自分の足を見る。もう一度上を見る。物音もしない。気を取り直して野菜の売り場に行ってご挨拶。
「失礼します。ありがとうございました」
「おうおう、お嬢ちゃん、偉いねー。きっちり挨拶しっかり稼ぐ。うっかりだめよはおまわりさん、ってね。元気でな」
 思わず笑みがこぼれる。菜の家族とは全く違うタイプだ。
 
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • Author:higemaster
  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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