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小説・菜その25

 市場を出ると正面に駄菓子屋がある。ジュンはアイスを2本買う。
「ほれ、食べな」
 アイスを渡されて喜ぶ菜。しかし袋を開けようとしない。
「なんじゃ?食べへんのんか?嫌いか?アイス?」
「いいえ」
「じゃー、食べろよ。ほんま、にぶちんやのー」
「……」
「っかー。どうした?」
「おかあさまに…」
「ん?おっかーがどうした?」
「立ち食いをしてはいけませんって」
 下を向いて消えるような声でつぶやく。
「知らん知らん知らん。アホかおまえ。バカ菜。しゃーないやっちゃな。こっちへ来い」
 市場のほうに引き返すジュン。後を慌てて追う菜。はたから見ると二人は、兄妹のように見えることだろう。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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