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小説・菜その18

「館野くん…」
 いつものように、菜の給食を放課後食べ終わった館野に。
「ジュンって言えって。館野なんてセンコーが呼ぶ時だけでいいんだってば」
「ジュンくん…」
「くんもいらねーの、ほれ、呼んでみな…」
「ジュン…」
「あん?何?」
「これ…」
 ランドセルからごそごそクッキーを出す。きれいな花柄のナプキンに包まれている。
「おっ。お菓子。っちゃー、サイも悪だねー。こんなん持ってきて、しばきたおされるで、ったく」
「あげる。食べて」
「あ、そういう。うんうん。よっしゃ」
 ズボンのポケットに無造作に入れる館野。
「んじゃー」
 教室からパッと走って出て行く。それをボーっと見ている菜。ジュンくんは喜んでくれたのか。よくわからない菜。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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