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小説・菜その14

 相変わらず給食を食べることが出来ない菜。それを放課後、館野が食べるの繰り返し。食べ終わると館野はさっさと運動場に行って走り回る。もう6月になるが、菜が館野と一緒に帰ったのはあの日一日だけ。
「もう、4時になりました。学校にいる人たちは帰りましょう」
 6年生の声で放送される。教室で本を読んでいるとあっという間に4時になる。今日も館野とは帰れそうにもない。館野は放送を無視して暗くなるまで走り回っている。
『そうだ、お菓子をおかあさまに…』
 館野にお菓子を作って渡したら喜んでくれるかもしれない。母はお菓子作りも上手だ。作り方を教わろう。菜はそう思うと足取り軽く学校を後にした。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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