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小説・菜その11

 校門をそろって出る二人。
「館野くん…」
「純だよ。ジュンって言えよ」
「ジュンくん…」
「クンはいらねーよ。呼び捨てにしなよ」
「ジュン?」
「ふっ」
「菜はあっちか?」
 2、3分しか歩いていない。交差点に出た。菜の家は右へ5分ほど歩いた所にある。
「オレはこっち」
 左右違う。
「じゃーな、また、給食、食ってやるよ。いやなら残しておけよ。じゃーな」
「はい。さようなら」
 深々とお辞儀する菜。
「お前なー、丁寧すぎるねん。もっと、なんちゅーか、本中華、でけへんか?普通に?あん?」
「はい。わかりました」
「けっ。もうええわ。じゃーな」
 館野はスタスタと歩いていってしまった。菜はいつまでもそこに立って純の後姿を見ていた。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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