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バー物語(フィクション)№23

 「家賃いくらだろ」
 私は立山を飲みながら独り言のようにつぶやいた。
 「10万円もしないだろう。大西さん、ここの家賃いくらくらい?」
 西田氏は吾妻寿司の大将に尋ねた。
 「えー、それの半分以下です」
 「?」
 私と西田氏は顔を見合わした。そんなに安いのか。それくらいなら出来そうな気がしてきた。西田氏が口を開く。
 「泉さん、以前ここでプールバーを開こうと話した事…」
 「はい。覚えてます。やるなら、その時に決めた店名を使います」
 吾妻寿司で二人が酔っ払ってプールバーをどのように立ち上げようかと話したことがあった。酒のつまみ程度のじゃれあった会話。ビリヤード台は一つでいいよな、いや二ついります、階段が欲しいな、いや、半地下がいいんじゃないですか、女の子が集まるような店がいいな、いえいえ、そんな事考えても野郎しか来ないのでは。あーだ、こーだと架空の絵空事の話。その時に店の名前も一緒に考えた。
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テーマ : 連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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