フィクション★ハタッチⅡその59
「それは…」
「はい…」
「それは、生徒の投書と決めつけてないか?」
「それしか、ないでしょ。で、先生。態度が…」
「みんなね、ワシが復帰して喜んでたよ。もし、投書に関係する生徒がいたら、不機嫌な態度をとったり、反抗的な行動に出ると思うけど。やっぱり教え子ではないんじゃー…」
「違います。教え子に間違いありません」
「腹立つぐらいの自信やな」
「俺はね、先生。必死で考えてたんですよ。それでもわからなかった。あきらめかけていたんです。水井先生を刺したヤツ。仕返しをしてやると、いつも思っていたんです」
「ふーん。で?」
「今日の昼、女の人、寿司屋の大将に怒って出て行ったでしょ」
「うん」
「何度も言いますが、水井先生が嫌いなら講師控室から出て行けば良いわけで…。それでピーンときたんです。刺したのは間違いない、先生の門下生です」
「でも、態度変わったヤツいないけどなー」
「先生」
「は?」
「こうは考えられないですか?」
「はい…」
「それは、生徒の投書と決めつけてないか?」
「それしか、ないでしょ。で、先生。態度が…」
「みんなね、ワシが復帰して喜んでたよ。もし、投書に関係する生徒がいたら、不機嫌な態度をとったり、反抗的な行動に出ると思うけど。やっぱり教え子ではないんじゃー…」
「違います。教え子に間違いありません」
「腹立つぐらいの自信やな」
「俺はね、先生。必死で考えてたんですよ。それでもわからなかった。あきらめかけていたんです。水井先生を刺したヤツ。仕返しをしてやると、いつも思っていたんです」
「ふーん。で?」
「今日の昼、女の人、寿司屋の大将に怒って出て行ったでしょ」
「うん」
「何度も言いますが、水井先生が嫌いなら講師控室から出て行けば良いわけで…。それでピーンときたんです。刺したのは間違いない、先生の門下生です」
「でも、態度変わったヤツいないけどなー」
「先生」
「は?」
「こうは考えられないですか?」
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