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フィクション★ハタッチⅡその56

 ここで、中畑が言う講師控室とは音楽科専用の校舎の1階にある職員室のことである。鉄筋で建てられた2階建ての校舎。音楽棟と校内では呼ばれている。1階はすべて小さな個人レッスン室。2階はソルフェージュや楽典の授業が行われるグランドピアノ付きの教室が2つ。他、合唱室と合奏室がある。1学年40人の音楽科の生徒たちだけが使う贅沢な校舎。
「ま、仲のいい先生たちと雑談するくらいかな」
「休憩時間にでしょ?」
「そう、5,6分か、それぐらい…」
「今日、お昼のお寿司屋さんで女の人怒って帰ってしまいましたね」
「ふむふむ、それで?」
「いくら水井先生が嫌いで、頭にきても、講師控室から出たら終わりだし、それにそんなに深くしゃべる時間もないでしょ」
「だね、話はこれからどこに行く?」
「先生」
「なに?」
「お酒…」
 二人は菊姫を空にしていた。
「大将、浦霞2合。最初に戻るわ」
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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