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フィクション★ハタッチⅡその48

 ガタッ。乱暴に椅子から女性が立ち上がった。コツコツ。ヒールの音が響く。お連れの男性があわててお支払いをして、追いかけていった。
「ハタッチ。俺らも出ようか。大将、お勘定…」
 水井は財布から万札5枚を取り出す。
『あっちゃー、先生、また冗談を…。寿司がそんなに高いはずないやん。最後までおちゃめだなー』
 中畑は水井のギャグに苦笑する。
「4万5千円…」
「……」
 水井はそのまま無言でお札を渡した。
『げっ、ここはそんなに馬鹿高い店だったんか』
 ここで、中畑は水井が言った言葉を理解できた。
『絶対に勝手に注文するなよ。俺のまねをして注文せーよ』
 勝手な注文をすると予算オーバーになってしまう。そう言いたかったのか。
 
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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