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バー物語(フィクション)№17

 西田氏はお座敷バーでショートカクテルをかっこよく作った。計量しないでグラスにピッタリあわせる。鼎のマスターのように。もちろん味がまずかったら意味がない。西田氏に同じようにダイキリを作ってもらった。うまかった。よし、私もそのスタイルで作ろう。
 それまでは、カクテルブックに載っているレシピを正確に作っていた。しかも、カクテルブックにはグラスいっぱいに酒を入れるなと書いてあった。つまり、飲みやすいようにグラスより少なく入れるようにと。グラスいっぱいに入れるのはダサいと。
 目の前で素人の西田氏がグラスいっぱいに注ぐ姿を見て自分も無性にしたくなった。
 常温で置いてあるボトル、冷えてあるボトル、氷の状態、室温。すべて条件が違う中でシェーカーで振ったカクテルをグラスピッタリにあわせる。至難の業か簡単なのか。自分の担当の日にすることにした。
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テーマ : 連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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