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フィクション★ハタッチⅡその26

 ある日の夜、吾妻寿司。東田、水井、音楽科長の3人がヒソヒソと…。
「校長が言うには、投書人物がわかりづらいので動けないだってさ…。水井さん、心当たりねーのか?」
 と、東田。
「犯人、探すなと…。違ったっけ?」
「そうは言っておれない状況だわな。どうする?」
「いろいろ、年賀状とか探して、似ている字があったけど…」
「なんで、それを言わない。誰だ?それ」
「まー、ピアノの先生に似た字が…。でもなー」
 東田と水井の会話を聞いていた科長が口を挟む。
「事実は小説より奇なり。そんなに簡単に見つかるかな?」
「それはそうだけどさー、何とかしないと、本当にズルズルと」
「筆跡鑑定、しよかな」
「はぁ?水井さん、本気?」
「うん。本気。大将、鉄火巻きにパセリ混ぜて巻いて」
 鉄火巻きにパセリ、パセ鉄といって、東田考案の巻き寿司である。水井はこの変わった巻き寿司がことのほか好きであった。
 水井は以前から筆跡鑑定に賭けることにしていた。タイミングを計っていたのである。
 
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
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