AX

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

フィクション★ハタッチその6

「何です?」
「実は、ワタクシ、男色家どす」
「なーんだ。そんな事、みんな知ってます」
「そうそう、クラス全員知っている」
 岩渕も続いて言った。もちろん、先生はホモではないのだが、そういう事にしているというだけである。
「はいはい。わかりましたけど、まだ何かありそうな…」
 俺はしつこく聞いた。
「ワシがレッスン中、君たち勝手に2階に上がるだろ?」
「はい。先生がそうしろと」
「うん。それで、もしおんなのこが一緒に2階に上がったらどうなる?」
「はぁ?別になんにもないと思いますけどぉ」
「んにゃ、君たち、いちゃいちゃするに決まってる」
「えー、そんな事ないですって」
「ふん。口では何とでも言える。俺が一生懸命レッスンしてる時にそれは許せん」
 先生、許せんを大声で言った。言葉もワシから俺に変わっている。意外とみみっちい心配をする先生であった。
スポンサーサイト

テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

higemaster

  • Author:higemaster
  • 桜咲くころ=淡路島の地鶏焼きをメインに熊本直送馬刺し、鹿児島の親鶏、黒毛和牛のてっちゃん、ほか、おいしい一品料理を楽しめます。また、日本酒、焼酎、ワインがリーズナブルに楽しめます。
    ピアノバー・トップウイン=1935年製の古いスタインウェイのグランドピアノがたまに鳴ります。ワインを中心にカクテル、シングルモルト、日本酒、焼酎等できるだけ品質の高いお飲みものをそろえるように努力いたしております。
最近の記事
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。